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福井で「インタビュー詩」ワークショップ開催へ 市民参加型ダンス企画の一環で

「みんなでつくる『ダンス』プロジェクト」のメンバー

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 インタビュー形式で詩をつづる「詩のワークショップ」が8月30日、田原町ミューズ(福井市田原1)で行われる。

「福井でのワークショップは3回目。伸び伸びとした時間を過ごせれば」とメッセージを寄せる、講師の上田假奈代さん(撮影:村山康文)

 NPO法人福井芸術・文化フォーラム(春山2)が手掛ける市民参加型企画「みんなでつくる『ダンス』プロジェクト」の一環。ゲストハウスやカフェなどの複合施設「ココルーム」(大阪市西成区)を拠点にアートプロジェクト「釜ヶ崎芸術大学」などを展開する、詩人・詩業家の上田假名代(かなよ)さんを講師に招く。

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 当日は2人1組となり、対話形式で詩を作る「インタビュー詩」のワークショップを行う。インタビュー詩とは自身を一冊の本に見立てて詩をつづる手法で、ペアの相手が本の内容を聞き出していくことで参加者各自が一編の詩を完成させる。ワークショップ後半には、出来上がった詩を朗読し合う時間も設ける。

 出来上がった詩を基に、12月8日上演予定のダンスパフォーマンスのテーマを決める。フォーラムスタッフの荒川裕子さんは「自分の内面をいきなり詩にするというのは、照れもあってなかなか難しい。本という媒体を用いて自身を投影することで詩を作るハードルも下がるのでは」と話す。

 9月中旬以降、コンテンポラリーダンス、歌、造形・創作などのワークショップも順次行う。ファシリテーターは、ダンサー・振付家の宝栄美希さん(石川県能美市在住)、ナレーター・声楽家の岡田健志さん(坂井市在住)、和紙造形家のかとうこづえさん(福井市在住)の3人が務める。

 「ダンスの上演という着地点を設けてはいるが、まずは市民同士やアーティストがフラットな関係で出会うというプロセスを大事にしたい」と荒川さん。踊ることが苦手という人の参加も歓迎といい、「自分の内面から生まれた詩がどのような形でダンスに昇華したか、12月の公演で確かめてもらえれば」と呼び掛ける。

 19時開始。受講料1,000円(障害者手帳所持者は500円)。定員は先着30人。

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