サッカーのエキシビション「ハピネスマッチFUKUI 2019」が7月14日、テクノポート福井スタジアム(坂井市三国町)で行われる。
今年1月、「2020年の日本フットボールリーグ(JFL)参入」「北陸新幹線敦賀開業の2023年までにJリーグ昇格」を目標に設立された北信越1部リーグ所属「福井ユナイテッドFC」の浸透を図ろうと、福井県サッカー協会、チーム運営会社の福井ユナイテッド(福井市みのり4)が主催。サッカーJ1のジュビロ磐田(静岡県磐田市)を迎え、エキシビションマッチを行う。
福井ユナイテッドFCのリーグ成績は現在、勝ち点22、得失点差40の1位。対するジュビロ磐田も今月、鈴木秀人監督の下で新体制となりサッカーファンの間で話題となっている。福井ユナイテッドFCのゼネラルマネジャー服部順一さんによると「Jリーグと地域リーグ、それぞれの所属チーム同士による試合は異例」という。
服部さんは、地域リーグなどを振り出しにJリーグへと昇格した他チームの事例を引き合いに、「技術力や判断力などの経験値を積まないと、この先訪れるであろうさまざまな修羅場はくぐれない。シーズンにおける『試合の波』の組み立てという観点からも、発足時からJ1チームとの試合を行うプランはあった」と明かす。
FC岐阜、V・ファーレン長崎など、地方都市を拠点とするJクラブ運営を手掛けた経験も持つ服部さん。「団結を意味するユナイテッドの名前通り、Jリーグ昇格にはオール福井での協力体制が欠かせない。福井の人たちにとっても、J1チームやそのサポーターを迎え入れるという、ホスト県としての経験を積むきっかけとなれば」と話す。
17時キックオフ。料金は、前売り=1,000円、当日=1,500円。中学生以下無料。同社、県内プレイガイド、チケットぴあなどでチケットを販売する。