女子フットサル国際親善試合「日本AMC インターナショナルカップ 2019」が5月31日、トリムパークかなづ(福井県あわら市)体育館で行われる。
昨年12月、福井丸岡RUCKが福井市内で行った日本リーグ初ホームゲームの様子。約2800人を動員した
坂井市に本拠を置く「福井丸岡RUCK」と、伊セリエA「SS ラツィオ」の女子フットサルチーム「SS ラツィオ・カルチョ A 5」による国際親善イベント。福井県サッカー協会と福井丸岡RUCKが主催する。
福井丸岡RUCKは1991年設立。昨年、アルゼンチンで行われたユースオリンピックU-18日本女子代表に6人を送り出し、日本チームの銀メダル獲得に貢献。地域女子チャンピオンズリーグ優勝、JFA全日本U-15選手権優勝など昨シーズンの活躍も話題となった。
田中悦博監督によると、日本の若手チームとの対戦を希望するラツィオ側から打診があったという。「当初は練習試合という話だったが、サッカー・フットサル関係者の協力を得て国際親善試合が実現できた。選手たちがより高い目標に向かうきっかけになれば」と話す。
イベントには高圧配管用継ぎ手製造「日本AMC」(福井市市波町)がサポートに加わる。同社は県の「ふくい女性活躍推進企業プラス+」登録企業で、関係者は「女性が輝くRUCKの目指す方向とマッチし支援を決めた。RUCKの名前を世界にとどろかせてほしい」とエールを送る。
ラツィオ一行は同日午後に福井入りし、あわら温泉の足湯体験や丸岡城訪問なども行う予定。田中監督は「海外にあわら市や坂井市の魅力を発信できる機会。応援してくださる方々のためにも、強豪チームを迎える『手づくりの国際親善試合』を成功させたい」と話し、「駐車場の台数に限りがあり、できるだけ乗り合わせでの来場を」と呼び掛ける。
19時試合開始。入場無料。定員1000人。上履きを入れる袋が必要。