福井県鯖江市内で6月9日・10日、「めがねフェス2018」が行われる。
ブログに「めがねをかけて20数年、うれしい限り。めがね愛を歌に込めて、当日はフェスを楽しみたい」とつづる、つじあやのさん
メガネフレーム生産の国内トップシェアを誇る「メガネの聖地・鯖江市」にちなみ、福井県眼鏡協会(鯖江市新横江2)が主催する同イベント。今年で5回目。同市内にある「めがねミュージアム」(同)、鯖江市文化センター(鯖江市東鯖江3)前駐車場特設会場の2カ所で行う。
「5年目の、めがねよ、ありがとう。」をテーマに、壊れたメガネなどへの感謝を込める「めがね供養」、めがねアイスバーなどメガネにちなんだメニューが並ぶ「めがねグルメグランプリ」、メガネ職人やデザイナーなどが出展するポップアップギャラリー、メガネワークショップなどを展開する。
音楽イベントもあり、スタジオジブリのアニメ「猫の恩返し」主題歌などを手掛けた、つじあやのさんのライブ(9日午後)、福井のファンクバンド「JB ORGA BAND」や、R&Bシンガー・ソングライター「Kumycia」さんらが出演する「めがねナイト」(9日夜)、福井のディキシーランド・ジャズバンド「ディキシーハピネス」によるフィナーレ(10日午後)などを予定する。
1分間に掛けるメガネの数を競う「メガネリンピック」など来場者参加型のアトラクションもある。今年の「福井しあわせ元気国体・障スポ」にちなんだ「めがね国体」もあり、メガネフレーム型の卓球台などを用意する。
広報担当の島村泰隆さんによると、「昨年は約1万4000人が訪れた。うち約6割が県外からのお客さまで北海道や九州からの来訪もあった。回を重ねるごとに来場者数が増えている」という。
イベントのムードを高めようと、昨年に続きイベントロゴをモチーフにした紙製メガネフレーム「めがねフェスめがね」を制作。同ミュージアムや「グラスギャラリー291」(東京都港区)などで販売する。予価100円。
島村さんは「よりメガネらしいプロポーションにしたり、掛け心地を改良したりするなどリニューアルを施した」と話し、着用写真のSNS投稿を呼び掛ける。ハッシュタグは「#めがねフェス」「#めがねよありがとう」。
開催時間は、9日=9時30分~21時、10日=10時~16時。入場無料。