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福井・高浜をテーマにムック「高浜Days」 「ブルーフラッグ」認証ビーチなど紹介

「高浜Days」の表紙

「高浜Days」の表紙

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 福井市の広告代理店「ウララコミュニケーションズ」(福井市板垣3)が3月31日、ムック「高浜Days」の販売を始めた。

「若狭ふぐものがたり」など冬場のレジャー向けのページも

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 福井県の西端にある高浜町を題材にした同ムック。ビーチの国際環境認証「ブルーフラッグ」をアジアで唯一取得し続けている若狭和田海水浴場などの観光資源を県内外に広めようと、同町の協力の下、同社発行の情報誌「月刊ウララ」別冊として約1年掛けて制作を進めた。

 前職がパティシエだったという野瀬豊町長のインタビュー、特集「若狭の海、パーフェクトガイド」、「若狭(わかさ)富士」の名で親しまれる青葉山などの自然紹介、ライフセービングなどを機に同町に移住した女性の座談会、県指定無形民俗文化財「高浜七年祭」などの歴史文化紹介、地元グルメガイド、民宿など宿泊施設ガイドなどで構成する。

 編集担当の宮田耕輔さんは「2年前、ブルーフラッグ認証など個人的な興味から取材に訪れたところ、町の人々の勢い、感性、おおらかさなどに感動したことが基になっている。観光ガイドブックという側面はもちろんだが、『まちづくりの本』という自分なりのメッセージも込めた。町じゅうを取材するうち『町民より高浜を知っている人』と言われたこともあった」と話す。

 3月下旬、福井市内や大阪市内で販売会を行い「夏休みは子ども連れで沖縄旅行を予定していたが、高浜に行くことに決めた」などの反響があったという。宮田さんは「飛行機で遠方に行かなくても、アジアで一番きれいなビーチや昔ながらの町並みが大阪から車で約2時間という場所にある。ゴールデンウイークや夏休みに高浜を訪れるきっかけになれば」と期待を込める。

 仕様は、A4判114ページ。800円。福井県内の書店・コンビニのほか、関西の主要書店、ネット書店「富士山マガジンサービス」でも販売する。

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