福井県産業情報センター(坂井市)で9月10日より、体験型イベント「期間限定コワーキングスペース」が開かれる。
福井市内で開かれたコワーキング体験イベントの様子(参考写真)
コワーキングとは、異なる属性の人々が作業スペースや打ち合わせ場所などを共有し、おのおのが独立して仕事を行う仕組み。場に集う人同士の技術や知識を組み合わせ、新商品や新サービスが生まれるケースもある。同施設内のコワーキングスペース開設(来春予定)を前に、同施設を管理するふくい産業支援センターが企画した。
会場は同施設7階の「SOHOサロン」。収容人数は20人。電源・無線LAN完備でパソコンを持ち込んでの作業ができる。コワーキングスペースでの共同作業を体験できるワークショップ「LINEスタンプ完成するまで帰れません!」(20日)も予定する。
県内外から講師を招いてのセミナーも予定。「売れるキーワードの作り方」(11日)、「ネットショップの始め方」「プロが教える!デジカメ撮影テクニック」(以上、17日)、「コワーキングスペースアイデアソン」(22日)などが開かれる。
来春の正式開設に向け、必要な物や機能を見極める実証実験の意味合いもあるという。同センターの大木哲郎さんは「人々が交流して新たな価値を生むのがコワーキングの魅力。今回開くセミナーやワークショップがマッチングの場となれば」と期待を込める。
開設時間は9時~17時。利用無料。今月26日まで。土曜・日曜・祝日定休(20日を除く)。