JR福井駅西の複合施設「響のホール」(福井市中央1)で3月4日、トークイベント「古畑任三郎から相棒まで あのテレビ番組のタイトルバックを作ったのは私です。」が行われる。
同施設内にある第3セクター「まちづくり福井」などが企画する「ふくいアートフェスタ」の一環。当日は、東京を拠点に活動する映像ディレクターの岩下みどりさんを招き、映画やテレビ番組などの世界観を表現する「タイトルバック」をテーマにトークを展開する。
岩下さんはこれまで、「古畑任三郎」「白い巨塔」「相棒」「SMAP×SMAP」「人志松本のすべらない話」「ネプリーグ」「大改造!! 劇的ビフォーアフター」などのタイトルバックを手掛け、近年は映像業界のキャリアデザイン勉強会を企画・運営するなど人材育成にも力を注いでいる。
プログラムは約90分で、岩下さんが手掛けた作品の制作エピソードや、近年の映像業界の動向などを紹介する。「映像やデザインの仕事を志望する学生をはじめ、ドラマファンや映画好きの方にも来てもらえれば」と岩下さん。あらかじめ参加者から寄せられた質問に、岩下さんとMCが掛け合いながら答えるコーナーも設けるという。
岩下さんの作品のファンという福井市在住の40代男性は「15年ほど前、ドラマ『美女か野獣』のタイトルバックの疾走感に衝撃を受けたのが岩下さんの名前を意識したきっかけ。福井でのトークイベントを心待ちにしていたので、どんな裏話が明かされるか楽しみ」と話す。
14時開演。定員は先着200人。入場無料。