福井鉄道市役所前電停で現在、旧上りホームの撤去工事が進められている。
3月のダイヤ改正で「福井城址(じょうし)大名町」に名称変更される予定という同電停
福井市中心部を南北に貫く通称「フェニックス通り」大名町交差点付近にある同電停。昨年12月、上り(越前武生方面)ホームを北方に新設し完全相対式の構造に改めたことに伴う工事で、工期は3月下旬までを予定する。
昨年末までに行った大名町地下道連絡口の撤去に続き、重機などを使いホーム上屋や土台の解体・撤去を進める。同停留所付近から裁判所前交差点に掛けての軌道敷改修も並行して行っており、週末を中心に赤十字前~田原町間を区間運休するなどして集中工事に当たっている。
担当者は「大名町交差点を通過する車は1日に約3万台。右折車は現在旧ホームを避けるように通行しており、工事完了により道路交通が円滑になるのでは」と話す。