福井県敦賀市にある「フラワーブティックはなむら」(敦賀市若葉町、TEL 0120-213327)が8月5日、新商品「長寿を願う、敬老の日用フラワーギフト」を発売した。
「手の込んだオリジナル商品で差別化を図っていきたい」と意気込む鍬田さん
同商品のメーンは縁起物としてなじみのある招き猫。猫の頭と体には、「君を愛す」の花言葉を持つピンポン菊を使い、手足や耳、目など同店スタッフ手作りのパーツを付けた。スタッフの鍬田力哉さんは「一番苦労するのは目の制作。ちょっとした角度の違いで表情がガラリと変わる」と話す。
大きさは、高さ=約25センチ、幅=約20センチ、奥行き=約18センチ。重さは約970グラム。ピンポン菊を囲むように、カーネーションやリンドウ、カスミソウ、金色の松かさなどが彩りを添える。「縁起のいい花言葉と花の色味、両方をバランスよく盛り込めるよう工夫した」と鍬田さん。
同店は1991年にオープン。地域密着型で営業してきたが、形態が定番化しがちなフラワーギフト市場に新風をと今年6月に通信販売を始めた。鍬田さんは、「今後の展開を占うオリジナル商品。ネットを通じて当店のフラワーアレンジメントを全国に広めたい」と、今シーズン30セットの出荷を目指す。
価格は4,450円。9月12日まで、店頭とホームページで予約を受け付ける。