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福井・鯖江で教員向けプログラミング講座 小学校での必修化見据え、実践授業も

昨年12月、福井市内で行った「こどもプログラミングサミット」内講座の様子

昨年12月、福井市内で行った「こどもプログラミングサミット」内講座の様子

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 鯖江市役所(鯖江市西山町)4階会議室で7月24日・25日、「IchigoJamを使ったプログラミング教育指導ワークショップ」が行われる。

6月に販売が始まったIchigoJamシリーズの新商品「IchigoDake」「IchigoIgai」

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 福井県内のIT企業有志でつくる団体「プログラミング クラブ ネットワーク」が主催し、鯖江市や鯖江市教育委員会、福井新聞社などが協力。福井発のプログラミング学習用PC「IchigoJam」などを教材にした講習を行う。受講対象は福井県内の小学校に勤務する教員。保護者や学生などを対象に見学者も受け付ける。

 講習は4時間で、プログラミングの基本講習、IchigoJamの使用法とゲーム制作演習、プログラミングの概念を視覚的に捉えられる「カトラリーカード」の使用法、電子工作キットを組み合わせたロボット作成・制御体験などで構成する。8月3日には、鯖江東小学校(鯖江市新横江2)で講習修了者らによる実践的授業も予定する。

 総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及促進」採択事業の一環となっている同ワークショップ。広報担当の原秀一さんは「鯖江市は『ITのまち』を掲げており、全国の自治体の中でも早くからオープンデータ化に取り組んでいる。講習と教育現場での実践を組み合わせたワークショップは県内初で、子どもたちに適切なIT活用を指導する一助となれば」と期待を寄せる。

 2020年度からの小学校におけるプログラミング教育必修化を踏まえ「IchigoJamを図工や理科の授業と組み合わせるのも一案」とも。「ネット接続の機能は無いが、ロボット制御や光センサーとの連携などIoTの入り口となるプログラムを比較的少ない行数で作成できる。搭載しているBASIC言語はタイピングの練習にも適しており、授業での生かし所を見いだしてもらえるのでは」と話す。

 開講時間は各日9時~13時。定員は、受講者=各日6人、見学者=5人(25日のみ)。参加無料。ホームページで申し込みを受け付ける。締め切りは、同=7月13日、同=20日。

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