勝山市民会館で8月3日から、恐竜ライブ「DINO-A-LIVE(ダイノアライブ)勝山」が開かれる。
同社スタジオ(埼玉県)でのデモンストレーションで恐竜にかまれる「福井経済新聞」記者
「恐竜が現代によみがえったら、私たちはどう感じるか」をコンセプトに体験型ショーを展開する。同ライブは2011年に始まり、同市での開催は初めて。博物館の造形物やジオラマなどを手掛ける「ON-ART」(東京都)が企画した。同社では、社長の金丸賀也さんが中心となって恐竜の着ぐるみを制作。現在6体を所有する。
当日は、体長6.4メートルの「アロサウルス」と3.5メートルの「ラプトル」が登場。2体の恐竜が雄叫びをあげて舞台に登場し、飼育員役の俳優にかみつくなど「野生の振る舞い」で会場を縦横無尽に動き回る。
恐竜化石産出量日本一で「恐竜王国」を掲げる同市での初ライブ。金丸さんは「表皮や指の構造など学術的な正しさも追求し改良を加えている。リアリティーが怖さを呼び、作る自分たちも恐怖を感じるほど」と自信を見せる。
観覧料は、中学生以上=800円、4歳~小学生=600円。全席自由。8月17日まで。