福井街角放送が「773分落語会」 開局15年記念、ラジオ周波数にちなみ

自宅に約300枚の落語CDがあるという鳴尾社長

自宅に約300枚の落語CDがあるという鳴尾社長

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 JR福井駅西の複合施設「ハピリン」2階にある「福井市観光物産館 福福(ふくぶく)館内 福福小屋」で12月10日、「773分落語会」が行われる。

会場の「福福小屋」がある「ハピリン」。来年1月から期間限定で、1階屋根付き広場「ハピテラス」にアイススケート場設置の予定

 同市内にあるコミュニティーFM局「福井街角放送」(福井市田原1)が開局15年記念イベントとして企画。上演時間773分(12時間53分)は、同局のラジオ周波数77.3メガヘルツにちなんだ。

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 平日朝の落語番組「上方演芸会」を担当する鳴尾健社長は「福井は関西に近く上方落語の影響もあって落語熱が高い。福井が舞台のNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』も追い風となった。地方では珍しくアマチュア落語家の多い土地柄で、熱心に興行を打つ『世話方』がいくつもある」と話す。

 当日は、福井・石川・富山・京都・大阪などから集まったアマチュア落語家約30人が入れ替わりで高座に上がる。鳴尾社長は「かつて福井駅前に『きたまえ亭』という寄席小屋があり、あの時のような寄席を再現できればとお祭り的なイベントを企画した。周囲の反応も良く、落語というコンテンツを記念イベントに据えて良かった」と目を細める。

 同局は2001年12月15日、福井県内初のコミュニティーFM局として開局。今年4月、JR福井駅西から複合施設「フェニックス・プラザ」(田原1)3階へスタジオを移転した。福井市と周辺市町の約14万世帯が聴取可能エリアで、福井ケーブルテレビなどで同時再送信を行っている。

 8時開演。料金は1,000円(記念品付き)。定員は50人。同館プレイガイドでチケットを販売。当日はラジオでの公開生放送も予定する。