福井経済新聞が地元中学校で出前授業 PR方法と「調べ物のコツ」伝える

福経の編集方針を説明する森川編集長

福経の編集方針を説明する森川編集長

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 福井市の藤島中(福井市八ツ島町)で11月16日、福井経済新聞(以下、福経)が出前授業「PR講座 新聞記者の仕事と調べ物まとめのコツ」を行った。

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 1年生の総合学習科目「福井市をPRしよう」授業の一環。2学期制の同校では、夏休みに生徒各自がまとめたリポートを基に「福井市の魅力を伝えるポスター」を作成する予定で、同校の学区内にある「福井経済新聞」編集部が制作に協力する。

 13時30分から行われた講座には、1年生110人が参加。森川徹志福経編集長が、福経の編集方針、取材の進め方、集めた題材を記事にまとめる上でのポイントなどについて、実際の記事を引用し解説。2学期のポスター制作を踏まえ、キャッチコピー作成やプレゼンテーション時のアドバイスも行った。

 「ポスターには一瞬で人を引き付ける役割が求められる。言葉遊びや文法的に『おや?』と感じるコピーが使われるケースもあるが、まずは記事の内容を要約した『見出し』の手法で挑戦してみては」と森川編集長。

 講義を終え、生徒たちは「キャッチコピーと見出しの違いに驚いた」「相手に興味を持ってもらえるよう、発表時にはクイズなどを盛り込みたい」などと感想をまとめた。

 担当教諭の光山瑞枝さんは「今後の活動に意欲的に取り組むきっかけとなった。来年2月には小学6年生対象の学校紹介行事を予定している。今日の講義内容をプレゼンテーション時にも生かせれば」と話す。

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