![若狭町役場で行われた発表会の様子](https://images.keizai.biz/fukui_keizai/headline/1455011398_photo.jpg)
福井県の若狭町役場で2月8日、同町産の梅を使った梅酒「紅姫(べにひめ)」の発表会が行われた。
同町と、福井県嶺南地域にある旅館・ホテルのおかみらでつくる団体「若狭路女将の会 わかさ会」、梅加工品製造の「エコファームみかた」(若狭町鳥浜)が共同開発し、約9カ月かけて商品化にこぎ着けた。
アルコール分は17パーセント。福井発祥品種のウメ「紅映(べにさし)」を使い、甘みをしっかり感じられる味わいに仕上げた。女性をメーンターゲットに据え、コラーゲンを配合したのも特長という。
発表会では、開発に関わった三者による連携協定覚書調印式の後、報道関係者に同商品を振る舞った。おかみからは「若狭のおいしいものを知ってほしいという思いを込めて作った」「息の長い商品になるよう育てたい」「『わかさ会』の出向宣伝の際にもPRしたい」などの声が聞かれた。
価格は300ミリリットル入り=1,620円。限定1000本。「わかさ会」加盟の宿で食前酒として出すほか、「道の駅 三方五湖」(若狭町鳥浜)など嶺南地域の道の駅、4月開業の複合施設「ハピリン」(福井市中央1)などで販売を予定する。