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福井で「あーと×ふくし トークカフェ」 日常編集家・アサダワタルさんら迎え

会場の「福井 北ノ庄クラシックス」(写真は別イベント時の様子)

会場の「福井 北ノ庄クラシックス」(写真は別イベント時の様子)

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 福井市のライブスペース「福井 北ノ庄クラシックス」(福井市中央1)で10月23日、トークイベント「あーと×ふくし トークカフェ ハナスバ」が行われる。

会場には資料閲覧・展示コーナーを設け、県外におけるアートと福祉のコラボ事例を見ることもできる

 福井市文化会館(春山2)を拠点に、音楽や演劇などの文化事業を行うNPO法人「福井芸術・文化フォーラム」が企画し、市民参加型のアートプロジェクト「forum lab.(フォーラムラボ)」の第6弾として開く。

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 同NPOでは10年前から、福井県内の福祉・教育関係者などと共催でワークショップ「みんなで舞台に立とう!!」を行っている。同ワークショップは、特別支援学級や特別支援学校の児童・生徒・卒業生たちの表現活動を支援する目的で行われ、これまでに音楽劇やダンス、太鼓などの舞台発表に取り組んできた。

 同NPOの濱見彰映さんによると、同ワークショップの延長線上にトークショーを位置付けたという。「舞台芸術を学んだ学生時代、障がいのある人たちと一緒にダンスの舞台に立ったこともある。障がい者は学校卒業後、職場と家、福祉関連コミュニティーの中で暮らしが完結してしまうケースが多く、卒業後も継続して創作活動ができるようなきっかけを作りたいと考えた」と話す。

 当日は、「アール・ブリュット アート 日本」「コミュニティ難民のススメ」などの著書がある日常編集家・アサダワタルさんと、NPO法人「日常生活支援ネットワーク」(大阪市浪速区)の障がい者支援コーディネーター・椎名保友さんをゲストに迎える。濱見さんら福井在住の3人がホストを務め、県外での事例などを紹介しながら福井における障がい者の表現活動について可能性を探る。

 「アートと福祉の専門用語を互いに通訳してくれるゲストが並ぶ。どちらの分野の人にとっても、分からないことが解決する場になるのでは」と濱見さん。「アートは生きる楽しさも苦しみも内包しており、福祉を含めた人間の営み全てにつながる可能性を持っている。『自分ごと』として福祉を捉えるきっかけになれば」と期待を寄せる。

 19時開演。料金は600円(1ドリンク付き)。定員50人。申し込みはホームページで受け付ける。

 関連イベントとして24日・25日、「フクイ夢アートギャラリー」(中央1)で、特別支援学校や福祉施設などから生まれた作品群「アール・ブリュット」をテーマにした展覧会「ムラタクンとツムググミ」が行われる。開場時間は11時~18時。入場無料。

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