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福井で「ゲーム」テーマにビアガーデン レトロゲーム並ぶコーナーも

会場正面のステージでは、19時30分からカラオケタイムが行われる

会場正面のステージでは、19時30分からカラオケタイムが行われる

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 福井市にある「コミュニティリゾート リライム」(福井市開発5、TEL 0776-52-5400)で6月18日、屋上ビアガーデンが始まった。

RPGのキャラクターに扮(ふん)した竹嶋さん。この衣装で接客するという

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 同施設のビアガーデンは15年目。毎年12月に開かれる社内コンペで翌年のテーマを決めるといい、今年は「ゲーム」をテーマに据えた。企画立案者の竹嶋有祥(みちよし)さんは「自分自身がゲーム好きで、RPGに通じる『冒険・ファンタジー・絆』を軸にプレゼンテーションした。過去のコンペで何度も落選し、ようやく自分が思い描く店を実現できた」と喜ぶ。

 会場面積は、約360坪。客席数は、テーブル席最大270席。メニューは、「時間無制限飲み放題+サラダバー&プチおつまみ食べ放題」(1人2,500円)が基本コース。単品として、剣を模した海鮮ホイル焼きの付いた「冒険へのいざないBBQセット」(2,160円)、「大草原カルパッチョ」(680円)、「八つ裂きトマトと回復のチーズ」(600円)、「灼熱(しゃくねつ)★チョリソード」(580円)などが並ぶ。

 テーマに合わせ、館内にレトロゲームを並べたコーナーも設けた。ラインアップは、「極上パロディウス」「大魔界村」「ストリートファイターⅡ' ターボ」「出たな!! ツインビー」など14タイトル。営業部の森光司さんは「基盤が現存するタイトルから、プロの助言も受けながら選んだ。テーブル筐体(きょうたい)に収まった『ストリートファイター』は珍しいのでは」と自信をのぞかせる。

 プロジェクトでは、竹嶋さんなど中心メンバー3人が、メニュー、外装、衣装、求人など大半の準備を取り仕切った。竹嶋さんは「限られた予算の中でプロジェクトを進めるのが腕の見せ所だった。普段はフロント業務に就いているので、他部署の方の苦労をしみじみと感じた」と笑みをこぼす。

 営業時間は、18時~22時。雨天・荒天時は中止。8月31日まで。

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