体験型イベント「旧北小学校お化け屋敷」が11月22日・23日、敦賀市で開催される。
市内外の若者ら約30人でつくるグループ「敦賀ゾンビーズ」が主催し、今年が3回目。市中心部にある旧敦賀北小学校(曙町)の校舎や体育館を使い、お化け屋敷をテーマにしたイベントを展開する。
プログラムは、多数のミッションを盛り込んだ子ども向けの昼の部「怪盗はくたか」(9時~13時30分)、没入度の高さを志向した大人向けの夜の部「Welcome to the Zombie Party」(16時~21時)の2本立てで構成する。いずれも30分単位の事前予約制。
実行委員長の齋藤秋紗さんは「昨年のクオリティーを超えようと、メンバーとプランを練ってきた。人感センサーと光源を組み合わせた仕掛けを盛り込んだり、お化け役の演技について劇団員の指導を受けたりするなど、昨年来てくれた人の期待に応えられるようなレベルになるよう工夫を凝らした」と話す。
朝から夜にかけ、体育館で「お化け屋敷縁日」と題したゲームアトラクションも展開する。料金は1回当たり100円~500円で、スーパーボールすくい、千本くじ、ダーツ、缶バッジ作りなど20カ所のブースを用意。予約なしで入場できる。
プロの監修によるお化け役の特殊メークを来場者に体験してもらうブースも設ける。メニューは、フルメーク=1,000円、部分メーク=500円など。「お化け屋敷の後、ゾンビメークを施して縁日を楽しんでもらうのもいいかも」と齋藤さん。
実行委員会は春から今月にかけ、仕事や学業の合間を縫って縁日の企画、仕掛け作り、スポンサー集めなどの活動を行ってきた。齋藤さんは「先日、会場で実験したところ、スタッフ自らが大はしゃぎするような出来だった。ものづくり好きな人たちが得意分野を生かして本気で取り組んでいるイベントなので、楽しみにしながら訪れてもらえれば」と呼びかける。
料金は、昼の部=500円、夜の部=1,000円。