
福井市役所の地下食堂が6月3日、リニューアルオープンした。
撮影に応じる西行市長。「精肉店のハンバーグということでおいしさは本格的。店内の雰囲気も良く、多くの人でにぎわえば」と期待を込める
「凸凹29(でこぼこにく)ごはん」という店名を掲げ刷新した同食堂。福井市内で精肉店や焼き肉店などを展開する高島屋(福井市木田2)が運営を手がける。
席数はテーブル60席。市役所本館内に加え、同館北側に隣接する福井市中央公園からの出入り口も設け、一般市民の利用も呼びかける。
メニューはイートインとテークアウトで展開し、イートインは週替わり定食(790円~)、スペシャル定食(1,290円~)、限定販売の丼物(750円~)などを、テイクアウトは日替わり弁当(650円~)、ミニ丼(550円~)などを提供する。総菜や冷凍食品も販売し、セルフサービスで調理できる電子レンジも用意する。
開店に先立って行われたオープニングイベントでは、西行茂福井市長ら関係者約40人が参加した。西行市長は「職員だけでなく、中央公園に遊びに来た人や、近くに住んでいる人たちにも利用してもらえれば」と呼びかけ、試食会で提供された「さっぱりおろしぽん酢の和風ハンバーグ」に舌鼓を打った。
職員や近隣企業・住民などに向けた専用アプリも用意し、事前予約や決済のサービスを提供する。高島屋の高島清次郎社長は「食堂としておいしいメニューを提供するだけでなく、夕飯向けの総菜や冷凍肉などの販売も並行して行う予定。アプリを使えば持ち帰りもスムーズで、普段食堂を使わない職員にも利用を勧めたい」と話す。
営業時間は、11時30分~13時45分(ラストオーダー)。土曜・日曜・祝日定休。