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福井・鯖江の温浴施設が新商品「サ氷」 サウナ後の楽しみ方にかき氷提案

商品を手にする、岩下さん(右)と江良さん(左)

商品を手にする、岩下さん(右)と江良さん(左)

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 鯖江市の温浴施設「越のゆ鯖江店」(鯖江市神中町2)が4月7日、新商品「サ氷(さごおり)」の販売を始めた。

(左から)「黒ゴマったらし」(期間限定商品)、「整い生イチゴミルク」(同)、「抹茶金時ミルク」。イワシタ商事が手がける福井県外の店舗でも商品を展開する

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 同施設を運営するイワシタ商事(福井市)が、「越のゆグループ × オクノシブヤ コラボプロジェクト」と題して開発した同商品。サウナを楽しんだ後の水分やミネラル補給などに着目し、かき氷店「茶房オクノシブヤ」を運営する「IFREA」(東京都)とのコラボレーションで販売にこぎ着けた。

 商品ラインアップは、京都の宇治抹茶を使った「抹茶金時ミルク」、甘じょっぱい味わいが特徴の「黒ゴマったらし」、旬のフルーツとミルクエスプーマを組み合わせた「整い生イチゴミルク」の3種。価格はいずれも550円。

 東京のクリエーティブオフィス「H&A designers」を通じて出合った両社が、「サウナ後の『サウナ飯』や『サウナドリンク』に続く新たなアイテムの提案」を掲げてプロジェクトを発足させたのは昨年の秋ごろ。開発に当たっては、「オクノシブヤ」商品のビジュアル性や栄養補給などの機能性、温浴施設向けの手頃な価格帯との兼ね合いで、かき氷のボリュームや盛り付けに工夫を重ねたという。

 同温浴施設は、セルフロウリュやオートロウリュのサウナなどを備える。「福井の地で、かき氷がサウナ文化に貢献できれば」と茶房オクノシブヤ店主の江良保正さん。イワシタ商事社長の岩下大介さんは「かき氷目当ての客も見られるようになった。『サ氷』という新たな楽しみを、心も体も整う新たなアイテムとして展開していければ」と意気込む。

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