福井県嶺南エリアのご当地萌（も）えキャラ「嶺南ミカミちゃん」が4月13日、小浜市内でリアルアバター撮影会を開催する。

誕生8年を記念した「嶺南ミカミちゃん」のイラスト

　アバター事業やeスポーツ事業などを手がける「進化ランド」（福井市本堂町）が企画した。「リアル嶺南ミカミになるデス」と題し、小浜市の和風料理店「やまと庵」（四谷町）を会場にチェキ撮影や接客パフォーマンスなどを行う。

　福井の伝統工芸アイドルグループ元メンバーの彩葉わかなさんが同キャラに扮（ふん）する。チェキ撮影は、萌えイラストにちなんだ制服姿と、同店の衣装姿の2本立て。チェキはいずれもオリジナルサイン付きで、シングル＝1,000円、グループ＝1,500円の撮影メニューを設ける。

　イベント担当者の水嶋弘泰さんは「嶺南ミカミちゃんがリアルアバターとなり、サバを使ったビビンバ『鯖（さば）ンバ』や、豚カツの上にアイスをトッピングした『愛は勝つ丼』など、地域の魅力ある料理を伝えられる機会を設けようと企画した」と話す。

　同キャラは2016（平成28）年、嶺南在住の「ミカミちゃんの上司」さんが旧ツイッター上で公開した地元応援萌えキャラ。「助けてもらった家でおいしい物を食べるうち嶺南地方が気に入った妖精」という設定で、SNSに独自視点の観光情報などを投稿するほか、缶バッジやキーホルダーなどに「変身」してリアルな場にも現れる活動を展開している。

　開催時間は9時～13時。参加費は2,000円。