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「通常乗れない区間」走る特別列車 ハピラインふくい、周年記念で運行へ

同社の521系電車。ロゴカラーのピンクとグリーンの帯を走らせた車体デザイン

同社の521系電車。ロゴカラーのピンクとグリーンの帯を走らせた車体デザイン

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 鉄道会社「ハピラインふくい」が3月16日、イベント列車「南福井行き特別列車」を運行する。

昨年3月16日、福井駅で行われた開業記念出発式の様子

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 旅客営業開始1年の記念日に合わせて同社が企画した。通常は乗車できない福井駅~南福井車両基地間を往復する特別列車を、午前・午後各1便運行する。

 イベントは約1時間のプログラムで構成。車両基地では降車せず、運転席見学、写真撮影、くじ引きなど車内での催しを中心に展開する。

 料金は、中学生以上=170円、小学生以下=90円。事前申込制で、午前の部は2024年度ファンクラブ会員が対象。定員は各80人で、応募者多数の場合は抽選。応募締め切りは3月4日。

 同社は昨年3月16日、北陸新幹線福井・敦賀開業に合わせて営業を始めた並行在来線会社。今年3月15日のダイヤ改正では、敦賀~福井間の列車本数増、敦賀駅でのJR線との接続改善、帰宅時間帯の車両増結などを予定する。

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