福井在住の写真・映像クリエーターが現在、各自の作品を上映するイベントの準備を進めている。
イベント名は「写真&映像のプロ13人による作品上映会」で、12月16日に福井駅東の複合施設「AOSSA」(手寄1)6階で行う。広告写真スタジオ「グラフィール」(坂井市)の川口奈津子さんと、写真・映像スタジオ「フォト アンド ムービー クリエイト オーガスタ」(福井市)の小川浩之さんが主催し、20~50代の13人が参加する。
参加者は、川口さん、小川さん、Eito Marsさん、反保シュウジさん、西端優樹さん、tomosakiさん、chokoriismさん、室伏絵夢さん、齋藤秀和さん、砂田竜吾さん、中屋敷唯さん、石黒拓海さん、柿木孝介さん。得意ジャンルは、ブライダル、教育、山岳、報道、ドローン撮影など多岐にわたる。
イベントは、各自が手がけた写真やムービーの上映と、クリエーターと来場者との交流会で構成する。来場者の職種には、広告代理店の営業マン、デザイナー、企業や自治体の広報担当者などを想定する。
川口さんによると、デザイナーら広告制作者が写真を必要とするとき、1、2人程度のフォトグラファーに絞って発注することが多いという。「クリエーターにはそれぞれ得意ジャンルがあり、適材適所という視点が大切。クリエーター同士の強みを掛け合わせた最強のビジュアル作りのきっかけになればと立案した」と振り返る。
開催は今回が初めてで、川口さんは「福井県内で撮影された写真や映像のクオリティーが上がることが、県内で流通する制作物の質の向上にもつながるのでは」とも。目標実現に向け継続的な開催を予定し、上映時間延長など開催規模の拡大も視野に入れているという。
開催時間は10時~14時。入場無料。定員は80人。