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金属アレルギー犬装着可のドッグタグ 福井・越前市の企業、純チタン使い

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金属アレルギー犬装着可のドッグタグ 福井・越前市の企業、純チタン使い

表面をコーティング加工し、石の脱落を防いでいる

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 福井県越前市にあるメークサロン「カローレ」(越前市帆山町、TEL 0778-42-5327)が4月16日、デザインドッグタグ「ジュエルタグ」の販売を始めた。

同商品とそろいのネックレスを身に付けほほ笑む山下さん

 サイズは、横約33ミリ、縦約19ミリ。重さは約5グラム。純チタン製の土台に特殊粘土を盛り付け、プレシオサ(チェコ)製のガラス石をちりばめた。オリジナル形状の土台や、名前や連絡先などの刻印も受け付ける。店主の山下眞澄美さんは「粘土とガラス石は各約30色を用意し、自由な組み合わせとデザインに応じる。粘土と石を同系色でまとめるのが一般的だが、黒い粘土と赤系の石を組み合わせてリッチな雰囲気にするのもおすすめ」と話す。

 国内では狂犬病予防法に基づき飼い犬への鑑札装着が義務付けられているが、装着率は低い。福井市が昨年行った調査によると同市での鑑札装着率は18パーセントで、「装着義務を知っている」との回答も48パーセントだったという。山下さんは「2013年に全国で保護された犬は約4万9000頭で、3分の2以上は飼い主が見つからず殺処分された。鑑札装着率の低さも飼い主が見つからない一因では」と見る。

 2011年創業でブライダル向けカバーメークをメーンとする同店。「お客さまのメークを手掛けるうち、金属アレルギーに悩む方の多さに驚いた。金属アレルギーの方は身に付けるアクセサリーにも気を遣う必要がある」。困っている女性の助けになればとアクセサリー製作講座を展開したことも、同商品の開発につながったという。

 金属アレルギーへの理解を深めるうち「犬の金属アレルギー」の存在も知ったといい、チタンアクセサリー製造販売の「チタン工房キムラ」(鯖江市御幸町)に技術協力をあおいだ。同社の福田淳さんは「チタンは固くて腐食に強く、汗で金属成分が溶け出さないためアレルギーを起こしにくい。当社でも東日本大震災以降、認知症患者を持つ家族から本人認識票の注文が増えている」と話す。

 発売にあたり、犬を題材にした人気ブログの作者と連絡を取り合い「犬の金属アレルギーの認知度はまだまだ低く、すごく良い取り組みだ」と評価を得たという。山下さんは「飼い主とペットとの関係が『主と従』から『パートナー』へ変わりつつある時代に、従来にないドッグタグがあってもよいのではと考えた」としたうえで、「メガネ産地・鯖江市の金属加工技術があって実現した商品。今後、若狭パールなど県内の工芸品を取り入れた『福井でしか手に入らないドッグタグ』の企画も進めたい」と意気込む。

 価格は1万6,200円~。同店ホームページで注文を受け付ける。

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