福井経済新聞の2023年年間ページビュー(PV)ランキング1位は、福井駅西に移転オープンした「深夜食堂」を報じた記事だった。
来春オープンに向け工事が進む、福井駅のエキナカ商業施設「くるふ福井駅」
ランキングは1月1日から12月14日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 福井駅西の「深夜食堂」が移転オープン 駅周辺再開発受け、新たな一歩(11/16)
2. 福井の夏フェス、第3弾アーティスト発表 マカロニえんぴつら4組明らかに(6/9)
3. 福井県がプラレールとコラボ 全国初の新幹線・道路併用橋モデルに(9/11)
4. 福井駅西で酒かすテーマに食イベント 地酒「黒龍」酒かす使用の足湯も(2/11)
5. 福井市中心部の野外フェス、今夏開催へ UAさんら9組出演明らかに(5/25)
6. 越前市が並行在来線新駅名候補11案発表 市民ら対象に意見募集(10/13)
7. 来春開業の並行在来線「ハピラインふくい」 車両と駅名標、デザイン明らかに(9/1)
8. 福井で新会社「Actibaseふくい」設立発表会 11社が共同出資、三国湊エリア活性化図る(2/3)
9. 商業施設「くるふ福井駅」出店38店明らかに 駅エリアのスタバ初出店も(11/10)
10. 福井鉄道が「ジャンジャンキーホルダー」 「ありきたりでない看板」モチーフに(3/24)
1位は今秋、福井駅西に移転オープンした「パブリックハウスおいち 深夜食堂」の話題。もともと店を構えていた福井駅前南通り商店街が再開発事業の対象地区となったことから移転に至った。店主の西澤昌毅さんは「移転前には少なかった若いお客さま1人での来店が増えたと感じる。旧店舗と比べてオープンな印象を受けるからかも」と話す。
来年3月16日に延伸開業する北陸新幹線関連(3位)や、それに伴う並行在来線開業(6位、7位)に関するニュースも上位に入った。鉄道関連では福井鉄道の踏切看板を模したキーホルダー(10位)もランクイン。記事では同社が踏切警報機の擬音を「ジャンジャン」と表記した経緯にも迫った。
北陸新幹線開業を見据えたまちづくりのプロジェクトも、坂井市の三国湊(みなと)エリア(8位)、福井駅周辺(9位)など各地で進む。福井市中央公園での夏フェス(2位、5位)は約9億3,000万円の経済波及効果をもたらし、12月14日、来年9月7日・8日の開催も明らかになった。
ベストテン圏外では、「さくらいと」(12位)、「ほくりくアイドル部」(13位)など福井ゆかりのアイドルグループ、鯖江市のレンズメーカーが開いた複合施設(14位)、漆工房が手がける拭き漆の薄口酒器(16位)、古民家を改修した越前市のコワーキングスペース(19位)、ご当地ヒーロー「古代竜士バレミアン」デビュー(20位)のニュースなどが続いた。