来春開業する鉄道会社「ハピラインふくい」が12月5日、運賃などの利用料金を発表した。
ハピラインふくい線、他社線相互のイコカ利用可能エリア(資料を基に編集部で作成)
10月上旬、中部運輸局に認可申請した上限運賃の認可を受け、同日ウェブサイトで発表した。明らかになったのは、普通旅客運賃、定期旅客運賃、入場料金や手回り品料金など。
主な普通旅客運賃(大人)は次の通り。福井~鯖江=280円、福井~武生、福井~芦原温泉=各380円、福井~今庄、福井~大聖寺=各680円、福井~敦賀=1,140円。
普通旅客運賃などと合わせ、JR西日本、IRいしかわ鉄道の路線との乗り継ぎ割引運賃も発表した。他社線をまたいで利用する際の運賃負担軽減を図る割引制度で、JR西日本については5年間の実施を予定する。
ハピラインふくい線内で他社線を含む乗車券を販売する「連絡運輸」も設け、他社線と相互にICカード切符「ICOCA(イコカ)」を利用できるようにもする。