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福井駅に新型周遊バス体験ブース VR・AR駆使のバス、運行開始をPR

車窓にAR画像が映し出された車内のイメージ。漫画「ちはやふる」の登場人物・綿谷新にちなむ、あわら市のサクラの名所「あらた坂」を投影中

車窓にAR画像が映し出された車内のイメージ。漫画「ちはやふる」の登場人物・綿谷新にちなむ、あわら市のサクラの名所「あらた坂」を投影中

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 JR福井駅構内に11月8日、観光周遊バス「新感覚XRバス WOW RIDE いこっさ!福井号」の体験ブースがお目見えした。

ブースがある中2階コンコース。新幹線開業に合わせ、同フロアに新幹線と在来線の乗り換え改札が設けられる

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 来春の北陸新幹線福井・敦賀開業を機に、JR西日本や京福バスなどが福井県内での導入準備を進めるバスの体験ブース。仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などを駆使して福井の自然や歴史など紹介するバス内部のイメージを、来年の運行開始に先立ち体験できる。

 実車では車内側面のガラスとディスプレーを一体化させ、車外の景色に重ねて映像コンテンツを投影。VRゴーグルなどを着けずに非日常的空間を体感できる仕組みとした。コンテンツ制作に当たっては、テレビドラマ「ケイゾク」、映画「20世紀少年」などを手がけた堤幸彦さんが総合演出を担当した。

 ブースは改札内の中2階コンコースに設けられ、改札口で駅員に希望の旨を伝えれば、切符を持っていなくても体験できる。JR西日本の担当者によると、設置初日には観光客など約160人が体験したという。

 運行開始は来年初夏でハイデッカー型バス2台で運用する。ルートは、福井駅~福井県立恐竜博物館、同~福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館、同~あわら湯のまち駅・あわら温泉エリア。旅行会社などの貸し切り需要に応じるプランも予定する。

 ブース開放時間は11時~17時(13日は18時まで)。体験無料。1回当たりの時間は約5分で、一度に4人まで。設置は今月13日まで。

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