木製雑貨ブランド「Hacoa(ハコア)」(福井県鯖江市)が11月16日、新商品「Full Ki-Board Wireless(フル・木ーボード・ワイヤレス)」の販売を始めた。
ウオールナットタイプの本体(左)と、パームレストと組み合わせた使用例(左)
越前漆器の木地製造技術をベースに、インテリア、アクセサリー、キッチン、ステーショナリーなどの木製デザイン雑貨を手がける同社。新商品は、2002(平成14)年に販売が始まった木製キーボードシリーズ「木ーボード」の第4世代に当たる。
本体寸法は、幅39.5センチ、奥行き14センチ、高さ3.15センチ。重さは約870グラム。ウオールナット、チェリーの2タイプで展開する。いずれも天然の無垢(むく)材を切り出してキーを作っていて、材料の木目が生かされたつなぎ目のない外観を特徴とする。
ファンクションキーやテンキーなどを備えたフルキーボードタイプで、海外展開などを見据え、かな刻印のない英語配列とした。キーピッチは一般的なキーボードと同じく約19ミリで設計。「青軸」と呼ばれるキースイッチの採用で、リズミカルでしっかりした打鍵感が得られるという。
2008(平成20)年の第3世代販売後に寄せられた、「無線モデルが欲しい」「タブレット端末でも使いたい」という声に応え、Bluetooth接続と付属の専用レシーバーによる接続を選べる無線モデルとした。対応OSはWindows、macOS、iOS、Androidで、モバイル機器とつないで使うこともできる。
応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」で先行販売を受け付け、早割価格での単体販売や、専用パームレスト付きのセット販売などを展開する。先行販売受け付け終了後、全国の同社直営店で販売を始める。