福井市のIT企業「永和システムマネジメント」(問屋町3)が現在、「ランドマークコンペ@福井市問屋町」の参加者を募っている。
2024年春予定の北陸新幹線福井・敦賀開業によるビジネス客の来訪増などを見据えたコンペティションで、国内にある大学、短大、高専、専修学校などの建築関連学科に在籍する学生を対象に、同社がある福井市東部の問屋町エリアのランドマーク(地域を印象付ける目印)案を公募する。
テーマは「福井から未来へ。時代の少しだけ、先のこと。」で、同社屋上塔屋への施工を想定する。イラスト、オブジェ、照明、プロジェクションマッピングなどテーマに沿った作品であれば内容は問わず、屋上や社屋壁面などと融合した提案も受け付ける。構造物条件、設計与条件などはホームページで確認できる。
応募作品は、同社の平鍋健児社長、大学教員、ゼネコン関係者などでつくる審査委員が、デザイン性、地域との融和性、施工実現性などの観点から審査する。最終審査は2023年3月、応募者からのヒアリングを交えた公開形式で行い、最優秀賞(1点)=賞金100万円、優秀賞(2点)=同30万円、入選(数点)=同5万円の入賞作を決める。
9月30日までに所定の参加表明書を提出し、12月1日から2023年1月31日の間に作品を提出する。応募を検討する学生に向け、説明会(8月8日・26日、オンライン配信あり)、現地見学会(9月3日)も行う。いずれも事前申し込みが必要。