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福井オールロケの映画「真犯人」 県民1000人参加でクランクアップ

脚本を手に撮影に応じる福田さん

脚本を手に撮影に応じる福田さん

 福井県内でオールロケ撮影された映画「真犯人」が4月25日、クランクアップした。

撮影に応じる炊き出しボランティア「福井おもてなしガールズ」のメンバー

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 来春公開を予定する同作品は、映画「パリピ孔明」などを手がけた映画監督・渋江修平さんによるブラックコメディー映画。撮影は主に福井、越前、鯖江の各市で行われ、気鋭の俳優陣らと共に、延べ約1000人の県民がボランティアエキストラとボランティアスタッフとして参加した。

 制作部主任の福田智穂さんによると、福井県をロケ地に選んだ決め手は地元の人たちの全面的な協力体制があったことという。メインの撮影場所である映画館「テアトルサンク」(福井市中央1)の支配人・酒井宏幸さんは脚本の面白さに共感し、繁忙期の同館の貸し切りに快く応じてくれたという。

 撮影に当たり福井入りしたスタッフは渋江さんを筆頭に撮影部、照明部、録音部など約80人。福田さんは食事や宿泊施設の手配、ロケ地の交渉や周辺住民との調整などの業務を担当した。「現場のムードを良い状態に保つことが制作部の仕事。スタッフの母親的存在でいることができればと、健康管理のために食事には気を配った」と振り返る。

 同13日からの撮影期間中、地元の食事ボランティアらが豚汁、炊き込みご飯、カレーライスなどの炊き出しを行った。福田さんは「愛情のこもったメニューでスタッフに力がみなぎった。弁当店やうどん店などの飲食店も野菜中心のメニューを考案してくれるなど、当方の要望に真剣に向き合ってくれた」と感謝する。

 市民間での口コミや、異業種交流会での呼びかけなどによって希望者が集まったという「県民参加型」の映画プロジェクト。福田さんは「2週間というタイトなスケジュールで撮影を無事終えられたのは福井県の皆さんのおかげ。平日の撮影だったが多くの参加があり、長い拘束時間にも関わらず協力的に応じてもらえた。公開の時には周りの人たちにも声をかけてもらい、共に盛り上がってもらえれば」と話す。

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