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福井・敦賀で多胎家庭サポーター養成講座 主催者「支援体制の基盤作りに」

昨年12月、同団体が開催した多胎ファミリー交流会の様子

昨年12月、同団体が開催した多胎ファミリー交流会の様子

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 敦賀市福祉総合センター「あいあいプラザ」(東洋町)で1月31日・2月1日、第1回「ピアサポーター養成講座」が開催される。

昨年9月、一般社団法人「日本多胎支援協会」が敦賀市立看護大で行った全国フォーラムの一ごま。福井多胎ネットのお披露目があった

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 主催は、双子や三つ子など多胎児のいる家庭を支援する同市の市民団体「福井多胎ネット」(代表・奥村嘉さん)。多胎妊娠や出産の基礎知識、支援に当たってのコミュニケーション手法、サポート実践例などの講習を通じ、多胎児の妊娠期から産後までを支援する「ピアサポーター」の養成につなげる。

 講座には多胎支援の先進事例とされるNPO法人「ぎふ多胎ネット」(岐阜市多治見市)理事長の糸井川誠子さんや、多胎家庭の当事者などが参加。多胎児の保護者のほか、助産師、保健師、保育士などの専門職、多胎支援に関心のある一般の人も受講でき、2日間参加した受講者に修了証を発行する。

 同団体事務局の太田彩香さんによると、福井県内では毎年約60組の多胎児が生まれていて、単胎出産に比べ女性の身体的・精神的負担が大きく、産後の孤立や育児不安などが課題とされてきたという。

 太田さんも2018(平成30)年に双子を出産した多胎当事者の一人。「上に2人の子どもがいる中での多胎妊娠で、出産、育児、生活全般への不安が大きかった。福井市在住なので福井県が行う家事支援サービスの活用もできたが、そのような支援を受けることが難しい地域もあるだろう。今回の講座が県内における多胎家庭支援の基盤づくりにつながれば」と話す。

 同団体は昨年9月に発足した福井県内初の多胎家庭支援団体で、一般向け講座の開催は今回が初めて。団体は今後、運営スタッフの拡充とピアサポーターなど地域の支援基盤構築を並行して進め、行政機関と連携した講座開催などにも力を入れる計画という。

 開講時間は、1月31日=13時~16時30分、2月1日=9時30分~12時40分。受講無料。定員は25人(事前申込制)。

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