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坂井市が愛媛・今治への支援金受け付け開始 ご当地キャラ交流きっかけに

寄付を受け付ける専用ポータルサイトページ

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 坂井市が3月27日、愛媛県今治市のふるさと納税の代理寄付受け付けを始めた。

ご当地キャラのスナップ。左から、広島県尾道市の「おのみちにゃモン」、いまばり バリィさん、坂井ほや丸

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 代理寄付は、自然災害などで被災した自治体と縁のある自治体が寄付金を受け付ける支援の仕組み。坂井市公式キャラクター「坂井ほや丸」と、今治エール大使「いまばり バリィさん」の交流をきっかけに取り組みが始まった。

 両者は共に、今治市にある「第一印刷」の宮田麻子さんがデザインを手がけたキャラクターという間柄。坂井市ふるさと納税推進室の小玉悠太郎さんは「これまで、同じ作者という縁からSNSやイベントなどでの交流、コラボグッズ販売などを展開してきた。家族のような間柄の『いまばり バリィさん』がSNSで山林火災の被災状況を発信していることを受け、代理受け付けが決まった」と話す。

 代理寄付は専用ポータルサイトで受け付け、寄付金は山林火災の復旧支援事業などに充てる。坂井市では受領書発送やワンストップ特例申請などの事務作業を今治市に代わって引き受け、被災対応に当たる今治市職員の負担軽減を図るという。

 今治市の山林火災は3月23日に発生。3月28日17時現在、同市の公式発表によると、焼損面積は約442ヘクタールに達し、現在も611人(333世帯)を対象に避難指示を継続しているという。

 受け付けは5月31日まで。

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