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福井・敦賀の商店街がご当地キーホルダー 「ニッチでここにしかない」の声も

「駄菓子屋のんのん」店頭で、商品を手にする大石さん

「駄菓子屋のんのん」店頭で、商品を手にする大石さん

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 敦賀市の「大石商店」(新松島町)が3月15日、市内の神楽商店街にちなんだキーホルダーの販売を始めた。

第1弾として販売を始めたキーホルダー6種

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 同商店街6店舗の人気商品をデザインしたアクリルキーホルダーで、モチーフとなった商品と店舗は次の通り。オリジナル手ぬぐい敦賀Classics(おりや呉服店)、駅名ミント敦賀(駄菓子屋のんのん)、皮ようかん(天清酒万寿店)、お濃茶パフェ(中道源蔵茶舗)、なかよし昆布(増井弘海堂)、ボルガライス(和伊和伊亭)。「駄菓子屋のんのん」(神楽町1)店頭で、6種いずれかを入手できるカプセルトイとして販売する。

 商品を考案した同店の大石修平さんは「製作が本格化したのは今年2月ごろ。新幹線開業1年の節目が近づき、商店街を盛り上げられそうな仕掛けをできればと、市の出向宣伝活動などでつながりのある商店街仲間に声をかけた。イベントまで日数が少なく納期ギリギリのスケジュールだったが仲間の協力で完成にこぎ着けられた」と笑顔を見せる。

 「表裏両面をデザインできるアクリルキーホルダーの特長を生かし、裏面の作りにもこだわった」とも。「駅名ミント敦賀」キーホルダーの裏面には、賞味期限欄の日付に北陸新幹線延伸開業日の「2024.3.16」をあしらった。

 北陸新幹線福井・敦賀開業1周年記念イベント「つるが街波(まちなみ)祭」に合わせて販売を始めた。大石さんは「店頭で立ち止まって見てくれる人を多く見かけた。『ニッチでここにしかないキーホルダー』という声も頂いた」と笑顔を見せる。

 大石さんによると、今回の6種を手始めにアイテム数の拡充を目指すという。「秋には商店街の歩道拡幅工事が本格化し、屋外でのイベントを開催しやすくなるのでは。(近くの)気比神宮からの回遊客をより増やせるよう、今回のような商店街ならではの取り組みも加速していければ」と話す。

 価格は500円。

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