福井鉄道北府駅で12月21日、鉄道イベント「福鉄 冬の四天王 試乗・撮影会」が開催される。
1923(大正12)年製造のデキ11。12月1日、かねて進められていた整備工事の完了に合わせたイベント「福鉄激アツツアー ~復活のデキ11編~」が開かれた
今冬、新型除雪車MC600が同社線に導入されるのに合わせ同社が企画した。大正時代製造のデキ11、昭和期に製造されたD-101、平成後期にデビューした軌道・道路両用除雪車を含む除雪車4両が一堂に会するイベントで、全国の鉄道ファンに参加を呼びかける。
4両を同駅構内に並べた撮影会、デビュー前のMC600試乗会、車両工場見学会など、約2時間のプログラムで構成する。鉄道営業部の白崎正臣さんによると、撮影会には同駅構内に静態保存中のモハ203も「ゲスト出演」し、前照灯を点灯するなどの演出を行う予定という。
白崎さんは「4台がそろうイベントは今回が最初で最後」とも。参加者への記念品として、福井鉄道線の1日フリー乗車券、MC600の製造工程を記録した写真集、同車両設計図のレプリカ、福井鉄道線の踏切に設けられた通称「ジャンジャン看板」をあしらったクリアファイルなどを用意する。
開始時間は、10時、13時。料金は9,800円。募集対象は中学生以上。定員は各回40人。