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勝山市の企業が激辛カレー ギネス「世界一辛いトウガラシ」由来の香辛料で

商品を手にするスタッフ。商品名は、一口食べると「火の息」を吹き出すような感覚になることに由来するという

商品を手にするスタッフ。商品名は、一口食べると「火の息」を吹き出すような感覚になることに由来するという

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 勝山市の観光地域づくり会社(DMO)「勝山市観光まちづくり」(元町1)が9月1日、新商品「ファイヤーブレスカレー」の販売を始めた。

大野市和泉地区の畑で栽培されているブート・ジョロキア

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 福井和泉リゾート(大野市)が販売する「ジョロキング」とのコラボレーション商品。ジョロキングは大野市和泉地区で栽培される「ブート・ジョロキア」を使った香辛料で、大野市に隣接する勝山市の同社が、同じ福井県奥越エリアの地域産品によるオリジナル商品開発を企画したという。

 ブート・ジョロキアは、2007(平成19)年のギネス世界記録で「世界一辛いトウガラシ」として認定された農作物。和泉地区での栽培はイノシシなどの害獣対策として始まったという。

 商品バリエーションは、ビーフ(一味)、ポーク(七味)、チキン(九味=ここみ)のレトルトカレー3種で、ジョロキング3種(一味、七味、九味)の風味をそれぞれ生かした。福井県立恐竜博物館など恐竜関連施設が点在する「恐竜の町」の同市にちなみ、パッケージにはジョロキングの辛さにもだえる恐竜などのイラストを配した。

 販売店の一つである、道の駅「恐竜渓谷かつやま」駅長の木下和寛さんは「当駅でも販売しているジョロキングが激辛ファンに人気なことや、私自身が激辛好きということなどから、オリジナルのカレーを開発した。土産物としても話題になりそうな商品で、全国の激辛ファンに食べてもらえれば」と話す。

 価格は各700円(税別)。道の駅「九頭竜」、福井和泉スキー場(以上、大野市)、オンラインショップなどでも販売する。

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