プレスリリース

高校生が啓発動画を制作!「高校生海洋ごみ削減動画コンテスト」を開催!

リリース発行企業:ソーシャルアクションネットワーク

情報提供:

 一般社団法人福丼県プロジェクトは9月23日(火・祝)、「高校生海洋ごみ削減動画コンテスト」を開催いたしました。今年の5月から福井県内の高校生によるごみ拾い活動を応援し、海洋ごみ問題への関心を深めることを目的に、「高校生ごみパトロール隊」が始動。これまで、海洋ごみ問題に対して高校生一人ひとりの意識は高いものの、活動が個々にとどまり、継続的かつ広がりのある取り組みが課題となっていました。そこで本企画では、その一環として高校生が主役となって新たなコンテンツをつくり、学校や地域を越えて連携しながら、主体的に海洋ごみ問題に取り組むきっかけとしました。そして一人ひとりの想いを「線」でつなぎ、行動につなげることで、未来の海を守ることを目的に、高校生を対象として「海洋ごみ削減削減動画コンテスト」を開催しました。
 このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。



イベント概要

・日程 2025年9月23日(火・祝)10時~12時
・開催場所 福井市にぎわい交流施設ハピテラス ステージ
・参加/協力団体 
●福井県内の高校生
【審査員】
●福井テレビジョン放送株式会社 制作局 ゼネラルプロデューサー 吉田尚広様
●一般社団法人福丼県プロジェクト 代表理事 野坂 昌之

コンテストの前に「福井まちなか一斉ごみ拾い」に参加

 「高校生海洋ごみ削減動画コンテスト」の前に開催された「福井まちなか一斉ごみ拾い」にプレゼンに参加する高校生全員が参加。まちなかのごみを拾い、コンテストに向けて海洋ごみ問題への意識を高めました。



思い思いの動画を発表

 動画の募集テーマは「海洋ごみ削減を啓発する動画」。高校生を対象に動画を募集し、選りすぐりの約20作品の各動画制作者・チームがプレゼンに参加しました。
審査項目は下記の通りです。
1.「発想(アイデア)」
2.「社会貢献度」
3.「熱意」
4.「海洋ごみ問題に対する想い」
5.「発表内容」
参加者は動画とともに、下記項目について発表しました。
1.海洋ごみの問題に対する想い
2.動画のタイトル・コンセプト
3.アピールポイントや工夫した点
4.どういう人に見てもらいたいか

各出場者は、海洋ごみ問題に対する思いをしっかり伝えており、なぜこの動画を制作したのか思い思いの理由を発表し、海への想いが伝わるプレゼンとなりました。
このコンテストでは会場に来ている高校生による審査も同時に開催。審査員と高校生からの採点で見事グランプリ受賞したのは、福井県立鯖江高等学校 村田さん。動画のタイトルは『美味しいお寿司が食べたい!』。コンセプトはお寿司が大好きな女の子が、海洋ごみの現状を魚のようなキャラクターから学んで、好きなお寿司を今まで通りに美味しく食べられるようにごみ拾いに前向きになるというもの。村田さんは動画の女の子のような小さい子、魚が好きな人に見てもらいたいと話しており、誰もが見やすくわかりやすい動画となっています。グランプリに選ばれた動画はテレビ放送やSNS等で使用し、若年層が考えた海洋ごみ削減につながる動画として広報していきます。



参加者からの声

 「私たちの暮らしの便利さの裏側で、海には毎年大量のごみが流れ込み、海洋生物の命を脅かし、やがてその影響が我々人間にも及んでくる。海は地球全体の命の源で、未来に受け継ぐべき宝物です。だからこそ一人一人が小さな行動を積み重ね、海を守る責任をみんなでもちたいです。」「今回の活動を通して、私が思っているよりも海に多くのごみがある現実を知ることができました。そしてごみを実際に拾ってみると、少しの行動でも景色が変わることを実感できました。海洋ごみの多くは、私たちの生活の中から生まれています。そのごみが海の生き物を傷つけていることを思うと、とても胸が痛みます。しかし私たち一人ひとりにできることは大きくはありません。ですが、その小さな積み重ねが未来の海を守る力になると信じています。」「ごみ拾いに参加して自分とは関係なさそうだけど本当は自分でもできることがあると私は気付きました。こういう経験を通して色々な人にも自分に出来ることはあるということを知ってもらいたいです。」

<団体概要>
団体名称 :一般社団法人福丼県プロジェクト
URL   :http://fukudon.jp/
活動内容 :どんぶりイベント会場全店舗で『土に埋めると3か月で自然分解される100%天然素材【プラスチック・スマート対応製品】』の器を使用することで「プラスチックフリー」を実践。年間を通して約300店舗の賛丼店と食イベントやテレビ告知を通し多くの方に知っていただき、且つ福丼県のホームページを通して、店舗・店舗来客者・消費者の意識を「ポイ捨てしない」・「リサイクルする」・「プラスチックごみを無くしていく」という意識に2024年度以上に「CHANGE」させ「CHANGE FOR THE BLUE」を全国へ拡げていくプロジェクト。







CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/







日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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