プレスリリース

現役俳優による特別授業!地元中学校で歌舞伎の世界を体感!

リリース発行企業:福井県あわら市

情報提供:

2025年7月8日(火)、金津中学校の1年生全員(122名)を対象に、現役俳優・中嶋先生による特別授業「歌舞伎朗読ワークショップ」が行われました。生徒たちは、日本の古典芸能である歌舞伎の演目『外郎売(ういろううり)』を体験的に学び、表現することの魅力に触れました。






◆本物の舞台役者から学ぶ、表現の迫力。
講師を務めた中嶋先生は、東京を拠点に活動する現役舞台役者で、あわら市出身。中学時代は吹奏楽部でトロンボーンを担当し、「仲間と一緒にひとつの舞台をつくることの楽しさが、今の仕事の原点かもしれない」と語ります。

授業では、江戸時代の薬売りの口上を題材にした歌舞伎十八番のひとつ『外郎売』を題材に、表現の緩急などについて実演を交えながら丁寧に解説。最初は緊張していた生徒たちも、先生のお手本に続いて堂々とセリフを繰り返すなど、積極的な姿勢を見せていました。


◆表現することの面白さと難しさを実感
「役者に興味がある人?」という問いかけに生徒数人が手を挙げ、真剣な眼差しで講師の話に耳を傾けていたのが印象的でした。

毎日練習してもなかなか変化が見えない。でも1年経って振り返ると、できるようになっていたと気づくことがある」――。自身の経験を語る中嶋先生の言葉は、生徒たちにとって大きな励みとなりました。

また、「人と比べるのではなく、自分ができることを積み重ねる大切さ」や「日本の文化をひとつでも身につけてほしい」というメッセージも伝えられ、芸能や舞台に限らず、将来の選択に悩む生徒たちへのエールとなりました。


◆校長先生からのメッセージ
「人生を楽しく、自分の感性を信じて」

当日同席した校長先生は「本物にふれる体験をしてほしかった」と話し、「自分自身も理系出身だったが、感性に導かれて進路を決めた。生徒のみなさんにも、やりたいことに出会えると信じて前に進んでほしい」と温かいエールを送りました。

8月には朗読劇も開催予定!









今回の授業に関連し、2025年8月には「松本清張 朗読劇」があわら市内で開催予定です。
『松本清張朗読劇』は、北九州市立松本清張記念館の友の会イベントとして、20年以上も続く人気シリーズです。毎年、1作品づつ上演しており、今現在22作品のストックがあります。

今年は終戦80年の節目ですから、『戦後80年特別企画』として、5作品を選び全国の主催者の皆様の希望作品を公演して廻ります。
福井県内2ヶ所は、中嶋さんが選びました『青春の彷徨』『砂の器』が上演されます。

中嶋先生を含む3人の俳優による社会派サスペンス作品の語りを通じて、言葉の力と表現の深さを体感できる内容となっています。

・2025年8月23日(土)  あわら市中央公民館:18:00より開演
・2025年8月24日(日)  ハピリンホール:14:00より開演


社会福祉協議会を通じて、視覚障害者の皆さまをご招待しています!

戦後80年のこの夏、必見の舞台。
興味のある方は、ぜひ足をお運びください。







福井県あわら市
全国幸福度ランキングで、2014年から6回連続1位を獲得した福井県の北の玄関口であるあわら市。
北陸有数の温泉地で、開湯140周年を迎えた「あわら温泉」をはじめ、宿場町としての文化が残る「金津地区」、淡水釣りやカヌーが盛んな「北潟湖」、北陸街道の歴史が息づく「吉崎・細呂木地区」、豊かな実りや美しい景観の丘陵地、田園、森林など、様々な魅力にあふれ、暮らす人も訪れる人も幸せな気持ちになれるスポットが数多くあります

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