福井県坂井市では、令和5年度より、気候や体調に合わせて、省エネの観点からも過度な空調に頼ることなく快適に執務できる環境整備に 努めるため、エコスタイル(軽装勤務)の運用を行ってきましたが、職員にとってより働きやすく、市民にとってより親しみのもてる市役所の雰囲気づくりのため、県内の市町では初めて、オフィスカジュアル(オフィカジ)を導入します。服装の選択肢の幅が広がることで、新しいコミュニケーションと多様な相互理解が生まれ、職員の Well-Beingの向上や、柔軟な発想や着眼が生まれることを期待しています。職員に対しては、新たに作成したマニュアルにより、基本的なルールを示します。(あわら市の メンズアパレルEC販売を運営する株式会社ドラフト様の協力により作成しました。)
職員向けマニュアル
主な変更点
エコスタイル
・ノーネクタイ、ブレザー等に襟付きシャツ
・気候に合わせてポロシャツやタートルネックも可
オフィカジ
・通年でクルーネック、Vネックの着用も可能
・夏季は半袖Tシャツ(無地・単色)での執務も可能
変わらない点
・デニム、パーカー、ショートパンツの着用はふさわしくない
・職員と来庁者の区別のため、名札は必ず着用する
・華美な服装は避け、公私をわきまえた服装を心がける
・会議などでは、TPOに応じた適切な服装を着用する
運用開始
令和7年2月17日
福井県坂井市
福井県を代表する観光名所「東尋坊」を有する坂井市は北陸の魅力が詰まった“観光の宝庫”。
日本全国に12城しかない現存天守の一つである「丸岡城」や北前船交易で栄えた「三国湊」、原生林が息づくパワースポットの「雄島」など様々な観光地を有しています。また、越前がに、甘えび、おろしそばなど豊かな食に恵まれており、コシヒカリ発祥の地でもあります。「2025年版 第13回 住みたい田舎ベストランキング」では北陸エリア総合3位を獲得し、移住先としても注目されています。
東尋坊断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国の天然記念物・名勝東尋坊。約1キロメートルにわたり豪快な岩壁が広がっています。このような輝石安山岩の柱状節理が広範囲にあるのは、世界に3ヵ所ともいわれ、地質学的にも大変貴重な場所です。初夏のまばゆいばかりに広がる青い空と日本海、秋の頃の日本海に太陽が沈み行く夕景、雪が舞う頃の荒々しい波と吹きつける寒風。どれも東尋坊と日本海の大自然が見せてくれる、四季折々の素晴らしい風景です。
丸岡城丸岡城は別名霞ヶ城とも呼ばれ、平野の独立丘陵を利用してつくられた平山城です。戦国時代の天正4年(1576年)一向一揆の備えとして、織田信長の命を受けて柴田勝家の甥・勝豊が築きました。丸岡城天守は、江戸時代以前に建てられ当時の姿で現在まで残っている現存12天守の1つです。昭和23年の福井地震により石垣もろとも完全に倒壊しましたが、天守の材料や石垣などの主要部材の多くを再利用して昭和30年に修復修理されました。現在立ち続けている古式の風格のある姿は、消滅の危機という困難な道のりを経ても立ち上がり復興してきた証であり、その歴史は他にはない波乱の運命を歩んだものです。