プレスリリース

福井の冬の味覚の王様 「越前がにの魅力を大調査!嶺北縦断バスツアー」を開催しました!

リリース発行企業:ソーシャルアクションネットワーク

情報提供:

(一社)福井環境研究開発は1月7日(水)「越前がにの魅力を大調査!嶺北縦断バスツアー」を開催しました。このバスツアーは、小学生の参加者8名と保護者らが一日を通して越前がにの生態、漁業・加工・流通、そして地域での循環利用について学ぶ体験型プログラムでした。福井テレビの武田祐季アナウンサーをガイド役に、越前町の体験施設、加工作業場、料理教室、さらに蟹がらを活用した農家体験まで、現場の声と実体験を通して越前がにの様々な魅力を発信する内容です。



イベント概要 

・開催概要:「越前がにの魅力を大調査!嶺北縦断バスツアー」
・日程  :2026年1月7日(水)
・開催場所:越前がにミュージアム、鮮魚丸松第一加工場、雄島コミュニティセンター
      麻王伝兵衛、福井テレビ
・参加者 :武田祐季(福井テレビアナウンサー)小学生8人、保護者8人
・番組  :「越前がにの魅力を大調査!嶺北縦断バスツアー」
      〇放送 福井テレビ 2026/1/24(土)15:00~15:30 ※予定

 越前がにの生態と持続について                           

 越前町にある越前がにミュージアムでは、主任研究員の大間憲之さんが越前がにの成長過程や資源管理の歴史を丁寧に説明しました。
その中で大間さんが特に強調したのが、越前がには脱皮を繰り返して成長するため、成熟まで長期間(約10年)を要するということでした。そのため乱獲するとすぐに資源が枯渇していまうため、漁獲規制(大きさ・性別・漁期の制限)が不可欠であることを子供たちに伝えました。最盛期には1000トンを超える水揚げを誇った越前がにも一時は200トン近くにまで落ち込み、そこから現在の500トンに回復するまでには半世紀近い年月が必要だったからです。
また、大間さんはミュージアム内の研究施設でカニの人工孵化・養殖を試みていますが、まだ成功事例がないことも子供たちに伝えました。養殖ができないため資源管理が大切であることを知った子供たちは水槽の稚カニや脱皮の仕組みを間近で観察することで漁業資源管理の必要性や研究の難しさを肌で感じていました。



 福井から世界に届けられる越前がに                         

 鮮魚丸松の第一加工場では、社長の五島輝幸さんから「港から約40分で到着する」ことによる鮮度の強みや、年間の加工量が紹介されました。
子供たちは保護服を着用した上で特別に加工場に入らせてもらい、世界に届けられる様子を目の当たりにしました。越前がには大きさにばらつきがあるため加工する際に全ての行程で機械化することが難しく、熟練の手作業が不可欠な点や、廃棄削減・副産物の活用(加熱加工商品や道の駅・ふるさと納税向け商品など)に取り組んでいることを学んでいました。
また、見学の後には越前がにを使った試作中の商品の試食も行われ、子供たちは舌鼓を打っていました。



 オリジナルかに丼の調理・試食                           

 続いての行程では三国町でオーベルジュを運営する伊藤俊輔さんによる実演と指導で、セイコガニ(メス)の剥き方・身の取り出し方を学び、オリジナルかに丼の調理を行いました。
子供たちはハサミや「すりこぎ棒」を使い「ぎゅっと入れてすっと出す」というコツを繰り返し練習し、初めての体験を楽しそうに取り組んでいました。伊藤さんから「盛り付けでは高さを出すことが大事」だと教わり、保護者と協力しながらオリジナルの丼を完成させました。
試食後、伊藤さんは「越前がには11月の解禁直後ばかりが注目されるが、本当においしくなるのは2月になってから。これからは皆さんがその魅力を伝えていってください」と子供たちに伝えました。



 食べて終わりじゃない!最後まで特別な越前がに                    

 バスツアーの最後にやってきたのはあわら市で農業に取り組む麻王伝兵衛さんのビニールハウス。中に入ると大量の蟹がらが子供たちを出迎えました。麻王さんから芦原温泉の旅館から出る大量の蟹がらを乾燥させ砕いて土に混ぜ、野菜づくりに活かす取り組みだと説明がありました。
麻王さんによりますと、蟹がらを細かく砕いて土に混ぜると、微生物の働きが活性化し、植物の根に良い影響を与え、味の濃い野菜が育つということです。子供たちは麻王さんと一緒に蟹がらを踏みつぶし、隣の畑にまくお手伝いを行いました。その後は実際に蟹がらの肥料で育てられた野菜の試食を行い、塩味があることに驚くと同時に、越前がにが最後まで活躍する様子を学びました



 参加者からの声                                  

・今までカニは好きだったが、深く考えていなかった。今回の機会によく知れて良かったし、蟹がらが処分されるだけだと思っていたが農家で活用されていたのが驚いた。
・ズワイガニは美味しいだけじゃなくて、海と里を繋げていてすごいと思った。
・越前がには天皇に献上されるくらいすごいカニだということを知った。初めて自分でさばいて食べたが、身が柔らかく甘くてすごく美味しかった。



<団体概要>
団体名称:一般社団法人福井環境研究開発
URL:https://fukui.uminohi.jp/
活動内容:北は東尋坊にみる奇岩断崖が続く越前海岸、南は優美なリアス式海岸の若狭湾と変化に富んだ福井県の海は、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖は越前がにや若狭ガレイなど海産物の宝庫。(一社)福井環境研究開発では、海に親しみ、大切にする心を育む運動を進めています。







日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

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