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規格外野菜通じて食への関心を 福井・鯖江の企業が出前講座

フードロス解消事業などを手がける「エクネス」(鯖江市上河端町)が11月14日、梅圃幼稚園(福井市今市町)で規格外野菜の贈呈式を行った。フードロスや自然環境問題を通じて身近な食への関心を高めてもらおうと企画し、ダイコン、ニンジン、サトイモ、ハクサイなど計18.4キロを贈呈するとともに、規格外野菜の廃棄の現状などについて講演を行った。贈られた野菜は同日の給食の食材に使われ、園児たちは「ニンジンが甘い」「スーパーの野菜よりおいしい」と笑顔で舌鼓。高木薫子園長は「サツマイモ掘り体験を終えてすぐのタイミングでもあり、園児たちは『残さず食べる』という認識が高まったのでは。教員だけでは伝えきれない実情まで教えてもらい、教員たちの意識も変わった」と振り返った。同社は今後も小学校や幼稚園などでの講演を展開する予定で、食育や環境教育などにつなげるという。

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