福井の蔵元「黒龍酒造」（永平寺町松岡春日）が12月6日、限定商品「黒龍 干支（えと）ボトル 寅（とら）年」の販売を始める。2022年の干支にちなんだ商品で、アルコール分17度。国産山田錦を100％使用し精米歩合40％で醸造した。ラベルにあしらった「寅」の字は、2016（平成28）年に亡くなった福井市出身の前衛書家・稲村雲洞さんが揮ごうした。同社営業企画部の担当者は「新年の幕開けを祝う、しぼりたてのフレッシュな味わいが特徴の純米大吟醸生原酒。勢いのある寅にあやかり、いつもの日常や笑顔のにぎわいを取り戻す1年となるように願いながら味わってもらえれば」と話す。720ミリリットル入り。価格は5,500円。全国の「黒龍」特約店で取り扱う。