福井県立歴史博物館(福井市大宮2)で2月25日、ワークショップ「デジタルで知るふくいの歴史・文化『FUKUI MUSEUMS』先行公開!」が行われる。
会場の福井県立歴史博物館。展示ガイドアプリを使った見学体験は、館内の「昭和のくらし」コーナーで行う
3月から県内で行われる「幕末明治福井150年博」の一環。県文化振興課に事務局を置く「福井の文化国際発信実行委員会」が企画した。4月上旬に公開予定のウェブサイトをワークショップ参加者に先行公開し、サイト閲覧やデータベース検索などの使い勝手向上に生かす。
サイト名は「FUKUI MUSEUMS」。同館、県立美術館(文京3)、県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館(安波賀町)、県立若狭歴史博物館(小浜市遠敷)などの所蔵資料を選んで紹介するほか、「幕末・明治期の福井」などの特集ページも設ける。
当日は、サイトを閲覧しながら答えを探す「福井の歴史・文化クイズ」、専門家とサイトの使用感や好きなコンテンツなどについて意見を交わすコーヒーブレーク、展示ガイドアプリを使った館内の見学体験などを予定する。クイズ正解者にプレゼントも用意する。
同課の職員は「文化振興課が関係するサイトを事前公開するようなイベントは過去にほとんど例がない。制作に関わるスタッフと歴史や文化についてじっくり話ができる機会で、幅広い層に参加いただければ」と話す。
開催時間は14時~。定員は先着15人。参加無料。参加には、アプリがダウンロードできるスマートフォンやタブレット端末が必要。