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福井県立図書館が新春イベント「本の福袋」 移転開館15周年記念の一環で

建築家・槇文彦さんが手掛けた同館。県文書館、県ふるさと文学館も併設

建築家・槇文彦さんが手掛けた同館。県文書館、県ふるさと文学館も併設

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 福井県立図書館(福井市下馬町)が2018年1月4日から、「新春のおたのしみ ドキドキ本の福袋!」を行う。

12月28日まで、「年末年始は本読み三昧(ざんまい)」と題し、貸出冊数拡大(1人最大15冊)・期間延長(3週間)を行う

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 2月に移転開館15周年となる同館が記念行事の一環として初めて企画した。職員が「人前で読むのは危険 笑いがふつふつ」「パラパラ見るだけ でもおすすめ」など80通りのテーマを設け、テーマに沿った本を5冊ずつ選んで福袋に収める。

 2016年度「福井県立図書館年報」によると、2015年度末の蔵書数は約95万冊。福袋の内容選定に加わった小林香織さんは「自分自身でテーマを出しておきながら、本を選ぶ段階になってかなり悩んだ。3冊だとすぐに思い浮かぶが、5冊となると選択の幅が広がり難易度が上がってしまった」と明かす。

 子ども向け15セット、大人向け65セットを用意する。「スマートフォンの普及などで『本離れ』がいわれる昨今、図書館に足を運んでもらうきっかけになればと企画した。普段手に取らないような本との偶然の出合いを楽しんでもらえれば」と小林さん。

 関連企画として1月4日~7日、「本のおみくじ」も行う。5冊以上の貸し出しレシート提示で、運勢と同館からの推薦本が書かれたおみくじを1回引くことができる。「賞品は当日までのお楽しみ」という当たりくじも15本用意する。

 福袋は限定80セット。

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