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恐竜、観光客にかみつく-福井・勝山でライブPRに一役

獅子舞よろしく子どもの頭をガブリ

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 勝山市民会館(勝山市)で8月3日、恐竜ライブ「DINO-A-LIVE(ダイノアライブ)勝山」が始まった。

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 博物館の造形物やジオラマなどを手掛ける「ON-ART」(東京都東久留米市)が企画。PRの一環として同2日、同ライブに登場する体長3.5メートルの「ラプトル」がえちぜん鉄道勝山駅ロータリー広場で観光客を出迎えた。

 10時30分、観光列車「きょうりゅう電車」で同駅に着いた親子連れ約20人の前に「ラプトル」が突如出現。頭、足、尾を激しく動かし、飼育員役のスタッフが落ち着かせようとするも大暴れ。口を大きく開け人にかみつこうとすると泣き出しそうになる子どももいた。

 自立二足歩行の恐竜着ぐるみが、足音や鳴き声などの効果音、照明による演出で会場を縦横無尽に歩き回る同ライブ。同社の金丸賀也社長は「『現代に恐竜が生きていたら』という素朴な疑問に応えるライブ。映画『ジュラシックパーク』の世界のような迫力ある体験をぜひ楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 観覧料は、中学生以上=800円、4歳~小学生=600円。全席自由。今月17日まで。

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