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墨絵画家・西元祐貴さんの「陶墨画集」 福井のギャラリーが初出版

陶墨画作品やTシャツなどのグッズが並ぶギャラリーで

陶墨画作品やTシャツなどのグッズが並ぶギャラリーで

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 福井市の雑貨製造・小売業「ジュエラ」(福井市問屋町1、TEL 0776-97-8552)が7月1日、墨絵画家・西元祐貴さんの画集「陶墨画 作品集I」を発売した。

陶板焼成時にできる「貫入」(釉薬のひび)を紙面で再現できるよう、印刷方法にもこだわったという

 西元さんは、1988(昭和63)年鹿児島県生まれ。力強い筆致で描く竜や人物の墨絵で人気を呼び、アクションゲーム「戦国BASARA4」キャラクターイメージ画や、NHK「ニュースウォッチ9」タイトル画、独サッカーチームでのライブペインティングなど幅広い分野で活動する。

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 「陶墨画」は紙の代わりに陶板を使って描く墨絵の一種で、同社の呼び掛けで2015年8月から制作が始まった。木村佳美社長代理は「都内のオフィスで見掛けた西元さんの作品にほれ込んだのがきっかけ。すぐ連絡先を調べ、活動拠点にしている福岡の仕事場を訪ねた」と振り返る。

 画集の仕様は、B5判フルカラー・44ページ。初期作品13点のほか、西元さんの経歴やメッセージ、今年2月に同社に設けた「陶墨画ギャラリー」鈴木幸一館長との対談などを収録した。対談には「陶墨画は焼き物の特性から逃れることができない。自分の力でコントロールできない領域に創作の価値を見いだしている」など、陶墨画への思いがつづられている。

 西元さんは現在、福井市内のアトリエと福岡とを行き来しながら活動を続ける。目黒雅叙園(東京都目黒区)での「和のあかり展」作品展示、東急百貨店本店(東京都渋谷区)での期間限定ギャラリーなど、今夏のイベントもめじろ押し。木村社長代理は「画集制作は初めてだったが、編集や印刷など専門家の協力で充実の内容となった。今後も、新作や活動報告を盛り込みながらシリーズ化できれば」と話す。

 価格は2,000円。同社とオンラインストアのほか、目黒雅叙園と東急百貨店本店のイベント会場でも販売する。

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