JR福井駅東口の複合施設「AOSSA(アオッサ)」(福井市手寄1)で2月13日、トークイベント「『とっておき』をシェアしよう」が行われる。
「踊ってみた」動画の練習・撮影などで、福井県外からも若者が訪れるという「Dスタ」
発表者1人当たり5分の持ち時間で、身の回りの「今一番他人に勧めたい『とっておき』のもの」を共有する「ライトニングトーク」形式のイベント。福井駅西口近くにあるレンタルダンススタジオ「Dスタ」(中央1)店主の福島亘さんが中心となって企画した。
2014年7月に同スタジオをオープンして以来、「お客さんとイベントをやりたいと考えていた」と福島さん。「張り合うつもりはないが、隣の石川県が新幹線開業効果などで盛り上がっており、率直に言って悔しい思いがあった。同じことを感じている人もいるだろうと、リアルなつながりを求めて準備を進めた」と明かす。
イベントは、第1部=ノージャンル、第2部=福井の2テーマで構成する。第1部は、小説、映画、音楽、ゲーム、電化製品などジャンルを問わず発表者を受け付け、第2部は「福井に関係するモノ・コト・ヒト」にテーマを絞って受け付ける。発表内容の人気投票もあり、入賞者には商品も用意する。抽選で観覧者へのプレゼントも。
福井市の「まちなか活性化交流イベント事業」助成を受け、「福井の人って体温低い…と感じることないですか?」と呼び掛けるフライヤーも作った。福島さんは「ネットでさまざまな情報が手に入る時代だが、音楽ライブと同じで、話す人の熱さに触れると思い入れがより理解できるのでは。十人十色の『とっておき』の共有が、新たな交流のきっかけになれば」と期待を寄せる。
開催時間は、第1部=13時~、第2部=17時15分~。料金は、発表者=1件800円、観覧者=500円。ホームページで申し込みを受け付ける。