バーガーキング・ジャパン(東京都渋谷区)は12月24日、「バーガーキング ハピリン福井店」(福井市中央1)を2016年4月下旬にオープンすると発表した。
建設が進む「ハピリン」。多目的ホール、ドームシアター、屋根付き広場、分譲マンションなどを収容する
店舗面積は約34.7坪。席数は44席を予定。直火で焼き上げるビーフパティー、野菜、マヨネーズなどを挟んだ、直径約13センチの「ワッパー」(単品490円、ポテトMセット880円)などのメニューをそろえる。
「バーガーキング」は1954(昭和29)年に米フロリダ州で創業し、現在、世界100カ国で約1万4000店を展開する。日本には2007年に上陸し、2012年からフランチャイズ(以下、FC)展開を開始。福井駅西口再開発ビル「ハピリン」内の同店が、北陸エリア初出店となる。
運営には、福井県内で「スワンベーカリー」「ガネーシャカレー」などを展開するNPO法人「ハートランド福井」(福井市菅谷2)が当たる。バーガーキング広報担当者は、FC契約締結の背景について「グローバルブランドの運営ノウハウをパン店・カレー店にも生かすことで、より良い店づくりと地域福祉の貢献につなげたいという考えに同意した」と説明。障がい者就労支援を事業の核に据える同NPOは、同店でも障がい者を雇用する方針という。
「ハピリン」は、地上21階・地下2階建ての複合型再開発ビル。2016年4月28日開業を予定する。