福井県あわら市内のイベント広場や商店街を会場に6月7日より、「ちはやふるweek in あわら」が開かれる。
競技かるたを題材にした末次由紀さん原作のコミック「ちはやふる」にちなんだ同イベント。登場人物の一人、綿谷新(あらた)が同市在住という設定から、イベントを主催するあわら市が1年半ほど前から準備を進めてきた。
期間中、市内50カ所のポイントを巡るスタンプラリー「百人一首大作戦」、コミック複製原画やアニメ版の絵コンテを展示する「ちはやふるギャラリー」、飲食ブースやグッズ販売ブースを設ける「ちはやふる広場」など多彩な催しを繰り広げる。14日・15日には、一般観戦可能な「第67回全国かるた競技福井大会」も開催。
最終日の22日には、あわら市文化会館(舟津)で、アニメの声優を務める宮野真守さん・瀬戸麻沙美さん・細谷佳正さんのトークショーも予定。会場の様子は、隣接する芦原(あわら)中学校で開催の有料パブリックビューイングで観覧できる。
企画を担当した同市観光商工課の久保麻莉さんは「関西の方には『あわら温泉のある街』として比較的耳なじみのあるあわら市だが、関東方面での認知度はまだまだ。このイベントが、より多くの方にあわら市を知ってもらえる機会になれば」と期待を寄せる。
一部のイベントは有料。6月22日まで。