福井のシューティングカフェ1周年 合コンや女子会利用にも

一度に3~4人が射撃を楽しめる

一度に3~4人が射撃を楽しめる

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 福井市のシューティングカフェ「ロックon」(福井市種池2、TEL 0776-33-2862)が10月3日、オープン1周年を迎えた。

「店を始めてみて、エアガンを持っている人が意外と多いと分かった」と岩堀さん

 店舗面積は約25坪。客席数は、テーブル席12席、カウンター席4席。店内に長さ約7.5メートルのシューティングレンジ(射撃スペース)を設け、サバイバルゲームなどで使う「エアソフトガン(以下、エアガン)」が楽しめる。

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 福井市在住で、エアガン歴約30年という岩堀信之さんが脱サラ起業して開店した。「周りに迷惑をかけないよう撃つ場所を探し、山の中など人目を避けてこっそりと楽しんでいた。思い切り撃てる倉庫なども考えたが、賃料を毎月払うのは厳しいと半ば諦めていた」と振り返る。

 諦めの気持ちが開業へ転じたのは、ネットで見つけた「早撃ち大会」への参加がきっかけだった。東京で開かれた同大会には全国から愛好者約200人が集まり、「5枚の鉄板を撃つだけというシンプルな技」を競った。ストイックに腕前を競う姿に心を打たれ、エアガンをスポーツとして広めるための店を作ろうと決めた。

 昨年5月ごろから会社勤めの傍ら物件探しを始めたものの、エアガンに対する誤解から行く先々でことごとく断られたという。「早撃ちをスポーツとして広められると信じていたので、断られ続けても落ち込まなかった」と岩堀さん。「運よく、先輩創業者から駐車場付きの居抜き物件の紹介を受け、警察からも関連法規を守るなら営業に問題なしというお墨付きを得ることができた」と話す。

 エアガンはレンタル・持ち込みに対応し、レンタルは、ハンドガンタイプ(1回350円~)、ライフルタイプ(同850円~)など約15点を用意する。漫画「ルパン三世」の次元大介が愛用する「S&W M19」や、「シティーハンター」の冴羽獠(りょう)の愛用銃「コルトパイソン .357マグナム 4インチ」のレプリカモデルもあり、岩堀さんが初心者指導も行う。

 メニューは、コーラ、ジンジャーエールなどのソフトドリンク(200円)、ノンアルコールビール(350円)、スープカレー(980円)など。スープカレーは北海道から材料を取り寄せ、店内のキッチンで煮込む数量限定品。岩堀さんは「スープカレーのためだけに来てくれるお客さまもいる。北海道で食べた人が福井でも食べたいと、ネットで当店を見つけてくれた」と笑顔を見せる。

 オープン以来、フェイスブックやブログなどを通じてクチコミが広がり、石川・富山・滋賀・京都などからも愛好者が来店するという。「貸し切りでコンパ会場として使われたり、女性同士での利用があったりと客層の広がりを感じている」とも。毎週水曜はレディースデー、毎月第4日曜午後は早撃ち大会など、スポーツとしてのエアガン普及にも力を入れているという。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時~22時。木曜定休。

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