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福井県立美術館ではんこワークショップ 古代エジプト美術展にちなみ

参加者に消しゴムはんこの彫り方をアドバイスする東野さん(右)

参加者に消しゴムはんこの彫り方をアドバイスする東野さん(右)

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 福井県立美術館(福井市文京3、TEL 0776-25-0452)で8月1日、古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」の消しゴムはんこ制作ワークショップ(以下、WS)が行われる。

 8月30日まで開催中の「古代エジプト美術の世界展」に併せ、鯖江市在住の消しゴムはんこ作家・東野佳奈さんを講師に迎えて行うもので、これまでに2回開催。7月12日、同美術館併設のカフェで行われた同WSに定員を超える申し込みがあったことから、同展実行委員会が企画したという。

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 7月25日に開かれたWSでは子どもから大人まで16人が参加し、3種類の中から選んだ図案をはんこ用の消しゴムに鉛筆で写した後、デザインカッターや彫刻刀で文字を彫っていった。多くの参加者が細部の彫り出しに苦戦する中、東野さんは「文字の枠をまず彫って残していっては」などとアドバイス。開始約30分ではんこが完成し、用意されたインクでオリジナルスタンプの出来栄えを確かめていた。

 参加者で藤島高3年の小中(こなか)将彰さんは知恵や守護などの意味を表す「ホルスの目」の図案を選び、「難易度は普通かなと思っていたら案外難しくて、カーブを再現するのにとても苦労した。何とかできて良かった」と笑顔を見せた。

 東野さんによると、WS開催に当たり約30種のヒエログリフを実際に試し彫りし、彫りやすくなるようパソコンで図案化したものを難易度別に選んだという。「力を入れずに彫れるのが消しゴムはんこの良さ。ヒエログリフを彫るのはおそらく一生に一度の貴重な機会では」と参加を呼び掛ける。

 9時30分から30分ごとに5回開催。定員は各回6人。対象はカッターなどを扱える小学生以上(低学年は保護者同伴)。参加費は、はんこ1個につき500円。会場で参加を受け付ける。

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