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福井駅西にデザイン交流拠点 商品開発やブランディング相談受け付けも

基調講演に登壇した山出淳也さん

基調講演に登壇した山出淳也さん

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 デザイン交流拠点「ふくいクリエイティブホーム クリーム」が11月11日、福井駅西の再開発エリア「FUKUMACHI BLOCK(フクマチブロック)」(中央1)にオープンした。

同拠点が入居する「PLAYCE」。コワーキングスペースとしても開放する

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 ふくい産業支援センターデザイン振興部(越前市)が、県内在住のクリエーター同士の交流などを目的に設けた。同エリアマンション棟1階のにぎわい拠点施設「PLAYCE(プレイス)」に窓口を構え、fucco(福井県クリエイター協会)に運営を委託する。

 窓口には同協会のスタッフが常駐。デザイナーと企業とのマッチング、商品開発やブランディングなどの相談に応じ、クリエーター、事業者、一般市民などの交流を支援する。同協会の景山直恵さんは「イベントやスクーリングなども随時開催する予定。クリエーターが業界やジャンルなどの枠を超えてつながり合うことで、これまで実現できなった課題の解決などにつなげていければ」と話す。

 同日はオープニングイベントがあり、開設セレモニー、基調講演、トークセッションなどが行われた。あいさつに立った杉本達治福井県知事は「ビジネスに大切なのはデザイン思考。お客さま目線で課題を見つけ、解決策を考えることで新しいものが生まれる。行政も一緒になって取り組んでいければ」と今後の展開に期待を寄せた。

 基調講演には「Yamaide Art Office」(別府市)社長の山出淳也さんが登壇し、「地域社会の可能性を開いていくには、資源となる想像力を基に物事を継続することが大切」と主張。トークセッションには、山出さん、景山さん、同協会メンバーの坂田守史さん、新山直広さんが登壇し、「福井とクリエーティブの『幸せな関係』」について議論を交わした。

 営業時間は10時~18時。月曜・火曜定休(祝日の場合は翌日)。

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